レジンでコンパウンドを使ったのに思うように綺麗にならない!
磨く前よりレジンが曇っている!と悩んでいませんか?
この記事で紹介する「レジンが曇る原因と曇りを綺麗にする方法」を理解すると、レジン表面をピカピカにすることができます。
妻がレジンを初め12年以上、夫婦でレジン専門店 happy resin を初め、8年以上。
研磨担当として、たくさんのレジンを磨いてきた経験からお伝えします。
この記事では
- レジンでコンパウンドを使ったのにレジンが曇る原因
- 曇ったレジンをきれいにする方法
をお伝えします。
今後、レジンでコンパウンドを使う際は、悩むことなく楽しいレジン制作に没頭できます。
目次
レジンでコンパウンドを使ったのに曇る原因は2つ
レジンでコンパウンドを使ったのに曇るのは
- 耐水ペーパーからコンパウンドに移るのが早い
- 耐水ペーパーで深い傷が消し切れていない
この2つが原因の場合が多いです。
原因の詳細をお伝えする前に、前提の確認です。
コンパウンドというのは、研磨粒子が含まれた液体やペーストのことを言います。
レジンを磨くことで綺麗になっていくのは、粗い傷からより細かい傷をレジン表面につけていくことによって、レジンの表面に光沢が出てきます。
レジンの表面を粗い耐水ペーパーで傷をつけ、それを少しずつ、目の細かい耐水ペーパーで細かい傷にして、最終的にコンパウンドでさらに細かい傷をつけることでピカピカになっていきます。
この前提の上で
- 耐水ペーパーからコンパウンドに移るのが早い
- 耐水ペーパーで深い傷が消し切れていない
2つの原因について説明していきます。
1.レジンでコンパウンドを使い綺麗に仕上げたいときは細かい番手の耐水ペーパーまでしっかりと磨く
耐水ペーパーからコンパウンドに移るのが早いため、粗い傷がレジンの表面に残り、曇ったように見えます。
例えば、下の画像は耐水ペーパー#600番まで磨いたレジンのプレートです。
耐水ペーパー#600番というのは手で触るとザラザラしてるなぁ~というのがわかるくらいです。
ここからコンパウンドに移っても正直あまり綺麗にならないです。
耐水ペーパー#10000番まで磨くとこんな感じです。
ここからコンパウンド 粗目、細目、仕上げ目と磨くとこれくらいにはなります。
レジンでコンパウンドを使い綺麗に仕上げたいときは、細かい番手の耐水ペーパーまでしっかりと磨く必要があります。
2.レジン表面の深い傷を消してから次の細かい耐水ペーパーに移る
深い傷を浅い傷にできていないのに、次の細かい耐水ペーパーに移ってしまうと、その深い傷は残った状態になることが多いです。
深い傷が多く残り曇っているように見えることが考えられます。
曇ったレジンはもう一度磨き直すと綺麗になる!
曇ったレジンをきれいにする方法は、再度磨き直すことです。
もう一度表面を磨くことによって、レジン表面を綺麗にすることができます。
レジンを磨く、工程の全体像は以下の通りです。
曇りは#1000からと書いてますが、より深い傷がある場合はもっと粗い耐水ペーパーから磨いてください。
あくまでも目安です。
まとめ
レジンがコンパウントをしたのに曇ったように見える原因は
- 耐水ペーパーからコンパウンドに移るのが早い
- 耐水ペーパーで深い傷が消し切れていない
どちらかが原因の場合が多いです。
この磨くという作業は無慈悲なほど結果がわかりやすく現れます。
もう一度、磨き直してみて下さい!