あ~!!レジンに傷がついちゃった!!
どれどれ?ほんとだね!
ごめんなさい!
磨きなおせばよいから大丈夫だよ。気にしないで!
それじゃ~、今日の授業は復習になるけど、キズがついたレジンを磨いて、綺麗にピカピカにしてみようか!
レジンの傷を綺麗にする方法は
- レジン表面全体にレジン液を流し、レジンの傷を塞いでしまう方法
- レジンの傷の深さ以上にレジン表面を削り、表面を磨き上げ綺麗にする方法
①と②があるけど、より綺麗な仕上がりになる ② をしていきます。
この記事を見ると、キズがついたレジンを耐水ペーパーやコンパウンドなどで磨いてピカピカにする方法がわかります。
特に各段階でレジンがどれだけ綺麗になっているかが良く分かります。
耐水ペーパー、コンパウンド、研磨って何?など、レジン研磨の基礎的なことがわからない!という方は、こちらの記事を先に読むとより理解が深まります。
ところで、先生!この子供は誰ですか?
私の子供の頃だよ!
目次
レジンの傷を磨いてピカピカに綺麗にする方法!
最初に全体の工程を把握しましょう!
赤線の手順で進めていきます。
レジンの傷を消し、綺麗にするのに使用した道具
- 耐水ペーパー#240、#400、#600、#1000、#1500、#2000、#4000、#8000、#10000、#20000
- コンパウンド 粗目、細目、仕上げ目
- コンパウンド用クロス
耐水ペーパーはどれも同じように見えますが、土台(紙)、研磨剤、土台と接着剤をくっつける接着剤によっても使い心地が違います。
コンパウンドも何を磨くかや段階によっても使い分けないと思っている仕上がりになりません。
レジン表面の傷を耐水ペーパーで消す
このキズは耐水ペーパー240番があたってついた傷です。
レジンの傷を綺麗にするためには、レジンについた傷の部分と周りが平滑になるように耐水ペーパーでしっかりと磨く必要があります。
最初の粒度の粗い耐水ペーパーでしっかりと磨いて置かないと深い傷は最後まで残ることになるので、注意が必要です。
今回は最初に粒度240の耐水ペーパーで磨いていますが、浅い傷の場合は、もっと細かい粒度の耐水ペーパーからスタートすると良いです(ここは経験)
レジン全体が十分磨けた後に次の耐水ペーパーに移ります。
耐水ペーパーでレジンを磨く場合は同じ方向ばかりにならないように色んな方向から磨くとより均一に磨けます。
粒度240の耐水ペーパーで磨いた後
粒度400の耐水ペーパーで磨いた後
粒度600の耐水ペーパーで磨いた後
粒度1000の耐水ペーパーで磨いた後
粒度1500の耐水ペーパーで磨いた後
粒度2000の耐水ペーパーで磨いた後
粒度4000の耐水ペーパーで磨いた後
粒度8000の耐水ペーパーで磨いた後
同じところに置いて撮影していましたが、レジン表面が綺麗になるにつれ、光の反射でどれだけきれいになったかわかりにくかったので、ここから撮影ポイントを変えました。
粒度10000の耐水ペーパーで磨いた後
粒度20000の耐水ペーパーで磨いた後
予定にはなかったですが、20000番まで磨いてみました。
20000番の耐水ペーパーまで磨くだけでも綺麗ですが、もっと綺麗にしたいので、ここからコンパウンドで磨いていきます。
コンパウンドでよりレジンを細かく磨く
コンパウンド用のクロスにコンパウンドをつけ磨きます。
コンパウンド 粗目 で磨いた後
コンパウンドで磨くとツヤが出てきます。
コンパウンド 細目 で磨いた後
コンパウンド 仕上げ目 で磨いた後 (完成)
一番最初の傷が入った状態と比べるとこんな感じです。
綺麗になって良かった!!
まとめ
レジンの傷が消えて、つやのあるきれいな仕上がりになったね!
毎回、これだけの工程をするのは大変ですね
どれだけ綺麗にしたいかによって工程の数を調整すれば良いですよ。
今日のまとめをしておくと、レジンの傷を磨いて消す一番のポイントは最初に粗い耐水ペーパーで傷の部分と周りが平滑になるようにしっかりと磨くことです。
レジン研磨の基礎的なポイントはこちらを参考にしてください
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