こんにちは!!
先生、こんにちは!
はい!それでは、本日の授業を始めましょう。
今日は、UVレジンで、綺麗な作品作りをするために非常に大事なことを伝えるよ。
今日から実技だと思ってた~。
モリオ君、甘いよ。まだまだ、授業は続くよ。
今日、みんなに伝えることは、森のレジン学校が推奨しているおすすめUVレジン液とUVレジン液ごとに違う7つのポイントを伝えるよ。
先生!UVレジン液ってどれも同じじゃないの?
モリオ君、それが全然違うんだよ。
今日一番最初に覚えてほしいことを先に言うよ。
いろんなメーカーさんから出ているUVレジン液は、全然違うものということを知ってほしい。
紫外線で固まるということ以外は、特徴が全然違うんだ。
どんなところが違うんですか?
よし!それではまず、UVレジン液ごとに違う7つのポイントを説明していくね
目次
UVレジン液ごとに違う7つのポイント
UVレジン液ごとの7つのポイントは
①硬化しているか
②硬化速度
③かたまり方
④粘性
⑤臭い
⑥黄変のしやすさ
⑦安全性
だよ。
7つも内容を覚えられるかな?
モリオ君、大丈夫だよ。
今日は簡単に説明するから、そうなんだ。と覚えておく程度で大丈夫だよ。
それじゃ、一つひとつ説明していくよ。
①紫外線をあてたUVレジン液がきちんと硬化しているか?
紫外線をしっかり当てたのに、きちんと固まらないというUVレジン液も中にはあるんだよ。
ええ!それ、困るよ~。
実際、お客さんからの問い合わせでも多いんだよ。
「太陽光でもUVランプでも紫外線をしっかり当てて作ってみたんですが、触ったらベタベタします。何が悪いんでしょう?」
違うUVレジン液を使って同じように作ったら、きれいに硬化したってことは結構あるよ。価格が比較的安いものの中には、そういったものもあるよ。
②UVレジン液の硬化速度
紫外線をあてて、UVレジン液が固まる早さが早いか遅いかだね。
早く固まる方が次々と制作できるから、ある程度は早い方が良いよね。ただ、気を付けてほしいのが、硬化が早いということは、UVレジン液と紫外線が反応して、反応熱もたくさんでて、熱くなっているから気を付けてね。
熱くなっているのは、反応しているからだったんですね。
なかには
「紫外線をあてているときに煙がでるんですけど、、、。こういうものですか?」
というお問い合わせも何度か頂いたことがあるんだけど、そういうUVレジン液は、できれば使わないほうが良いね。
③かたまり方
硬化後のレジンの硬さは、実はUVレジン液によって全然違うんだよ。
中には、パキッとした感じに固まるものもあって、あまりツルツルしすぎていると滑りやすい。
特に丸いものなどに、ヒートン金具を取り付けるために、ピンバイスで穴を開けるのは、初心者さんには少し難しいから気を付けてね。
先生はパキッとした感じの硬化は、あまり好きじゃないかな。
ここは好みだね。
④UVレジン液の粘性
これはUVレジン液がドロッとしているか、さらっとしているかだよ。
どちらでも、良いんじゃないの?
ドロッとしている、さらっとしている、両方の特徴を説明するね。
粘性が高い(ドロッとしている)特徴
粘性があるので、あふれにくくぷっくりした作品を作りやすい
表面張力がはたらくので、押し花やコラージュペーパーなどの全体コーティングがしやすい
でも、粘性が高い分、複雑な細いデザインの型に流す場合、泡が抜けにくい。
粘性が低い(さらっとしている)特徴
細かいデザインの型を使用した際、UVレジン液を全面にいきわたらせやすい。気泡抜けも良いよ。
しかし、ぷっくりした作品を作りにくく、押し花やコラージュペーパーなどの全体コーティングをしても
さらっとしているため、水がはじいたような感じで硬化してしまうことがある。
先生はぷっくり重視だから、粘性がある程度あるものが好きだよ。
⑤UVレジン液の臭い
あまり臭いがしないもの、アクリル臭がきついもの、香料のにおいがするものまで様々あるよ。
UVレジン液って、どれも同じ匂いだと思ってました。
それが結構違うんだよ。長時間制作していて頭がクラッとするものは、やめた方が良いよ。もちろん、換気はしっかり行ってね。
⑥黄変のしやすさ
先生!おうへんってどういう意味?
黄変は、レジンが黄色く色が変わること、時間が経つとレジンは黄色くなるんだ。
どこのレジン液のメーカーさんも、レジンは黄色くなるものという見解だけど、UVレジン液の種類によって、なりやすさが全然違うんだ。
といっても1年後、3年後とだいぶ時間が経たないとわからないんだけどね。
一般的に黄変の原因は紫外線と言われているけど、光がまったくあたらない棚の引き出し中に入れている作品も黄色くなっているのを考えると紫外線より酸化が有力じゃないかと先生は思う。
根拠はないけどね。
⑦安全性
最後に、安全性だね。
UVレジン液は、あまり体に良いものではないんだ
そうなの?
UVレジン液の種類によっても違いがあるんだよ。
先生は、森のレジン学校の売店の販売責任者でもある。
安全性能が高いUVレジン液しか取り扱いたくないから、UVレジンを製造しているメーカーからUVレジン液の情報が記載されている安全データシートをもらうんだ。
色々な安全データシートを見たけど、UVレジン液の種類によって全然違うんだよ。
UVレジンを使用する場合は、
①安全性が高いUVレジン液を使用する。
②正しい使用の仕方を心掛けること。
が大切だよ。
ここは楽しく安全にレジンを続けるにあたって、とっても重要なことだから、また、別の時に詳しく説明するよ。
正しい知識を持って、安全に正しく使えばレジンはとっても楽しいものだよ。
最後におすすめのUVレジン液を紹介するよ!
ワクワク
happy resin 森のレジン学校 おすすめのUVレジン液
①UVクラフトレジン液
UVレジン液「UVクラフトレジン液」
UVレジン液の適度な粘性、硬化不良はなく、非常にきれいに作品が仕上がるんだ。
それと、驚くほど臭いがしない。
経年変化による黄変も少ないんだ。
安全に関しても、安全データシートを確認したけど、他のUVレジン液に比べ非常に優秀だったよ。
なつこ先生は、2010年からの作家活動以降、20種類以上のUVレジン液を試したけど、一番愛用しているよ。
②太陽の雫
UVレジン液「太陽の雫」
こちらも適度な粘性、硬化不良はなく、非常にきれいに作品が仕上がるよ。
独特な香料のにおいと黄変のしやすさが少し気になるけど、優秀なUVレジン液だよ。
安全に関しても、安全データシートを確認したけど、他のUVレジン液に比べ非常に優秀だったよ。
パジコ社は、どこよりも早く自社のUVレジン液の取り扱いに関するUVレジンに関するお知らせを発表してる。こちらにも推奨作業環境、UVレジンの正しい基礎知識、Q&Aが載っている。
非常に参考になるから、これからUVレジン液を扱う人は絶対、見てほしい内容です。
まとめ
はい!それでは、今日のまとめだよ。
UVレジン液はいろんなメーカーさんから出ているUVレジン液は、メーカーさんによって全然違う。
UVレジン液は
①硬化しているか
②硬化速度
③かたまりかた
④粘性
⑤臭い
⑥黄変のしやすさ
⑦安全性
の7つのポイントから、色々なUVレジン液を比べてみるのが良いよ。
自分にあったものを探すのが良いね。
そわそわ、、。
上の特徴をふまえて、現時点で先生がおススメするUVレジン液は
①清原社のUVレジン液「UVクラフトレジン液」
②パジコ社のUVレジン液「太陽の雫」
色々なメーカーからUVレジン液は発売されていて、すべて試したわけじゃないけど、
過去に使用した20種類以上のUVレジン液の中では使い勝手、仕上がり、安全性など、総合的に考えると非常におススメだよ。
また、これは!といえるUVレジン液が出てきたら、それを森の学校でも推奨するようにするよ。
作業性が良くて、綺麗出来て、安全に使用できるUVレジン液を推奨していきたいからね。
先生!!
モリオ君、どうしたぁ~?
ちょっと今からおすすめのUVレジン液買ってくる!!
スタスタスタ、、、。
モリオ君!また~?授業中だよ!!
モリオ君は、本当に気になりだしたら止まらないんだね。
みなさん、こんにちは!