この記事は、「エンボスヒーターって色々あるけど、何が違うの!」という方向けです。
そもそもエンボスヒーターのことが良く分かっていない方は先にこちらの記事をご覧ください。
妻がレジンを初め12年、夫婦でレジン専門店 happy resin を初め、まる8年。
過去にエンボスヒーターを5種類購入、使用した経験からエンボスヒーターの比較と目的別の選び方をお伝えします。
また、エンボスヒーター以外にレジンに必要なものはこちらを参考ください。
目次
あなたにおすすめなエンボスヒーターはどれ?3種類比較!目的別の選び方
商品名 | ①清原 エンボスヒーター | ②ピンポイントエンボスヒーター ノズル1つ付き | ③ピンポイントエンボスヒーター ノズル5つセット |
参考価格(税込) | ¥3,400 | ¥8,030 | ¥10,780 |
スイッチ | OFF・弱・強 | OFF・送風・熱風 | OFF・送風・熱風 |
温度 | 弱120℃ 強250℃ | 350℃ | 350℃ |
連続使用 | 2時間 | 2時間 | |
電源コード | 1.8m | 1.8m | 1.8m |
生産国 | 中国 | 日本 | 日本 |
経験上、エンボスヒーターはこの3つに絞れます。
値段を抑えた安いエンボスヒーターがよい
①清原 エンボスヒーター がおすすめです。
スイッチを入れると筒の先端から熱が出る一番メジャーで一般的なエンボスヒーター。
ネット通販でみかける同じような価格帯のものはほとんどこれと同じような性能です。
最大の特徴は、スイッチ一つで弱と強(120度、250度)2段階の温度変化を使い分けることが出来ます。
レジンの気泡を消すには十分な性能があります。
①清原 エンボスヒーターを使ってレジンの気泡を消した動画がこちらです。
気持ちのよいくらい気泡が消えている様子が分かります。
実際にレジン液に着色剤を入れ、良くかき混ぜるとこれくらいの気泡が入ります。
※粘性が高く気泡が消えにくい着色したレジン液で実験しました。
気泡に泣かされてきた!より気泡を消す力がより強いものがよい
②ピンポイントエンボスヒーター ノズル1つ付き がおすすめです。
先端に細ノズルを取り付けることにより、より狭い範囲に熱をあて、ピンポイントで気泡を消すことができるエンボスヒーター。
私の使用感でも気泡を消す力は①より断然強いです。
国産商品で連続運転2時間対応。
②ピンポイントエンボスヒーター ノズル1つ付きを使ってレジンの気泡を消した動画がこちらです。
※粘性が高く気泡が消えにくい着色したレジン液で実験しました。
狙った場所の気泡が簡単に消えています。
気泡を消す力も欲しいし、エンボスヒーターを別の用途でも使いたい
③ピンポイントエンボスヒーター ノズル5つセット がおすすめです。
先端に取り付けるノズルが5つあります。
②と同様、細ノズルでレジンの気泡をより狭い範囲で消すことができます。
他にもノズルを取り換え、
- 熱収縮チューブの加工
- シール剥がし
- シュリンクフィルムの収縮
- プラスチック、竹の加工
- スキーボード、スキー板へのワックス塗布
など、細ノズルでレジンを消す力も強く、幅広い用途で使用できる最上位モデルです。
エンボスヒーターと細ノズルを収納する専用ケース付き
国産商品で連続運転2時間対応。
気泡を消す能力は③ピンポイントエンボスヒーター ノズル5つセットと②ピンポイントエンボスヒーター ノズル1つ付きは同じです。
まとめ
以上、おすすめエンボスヒーター3種類比較と目的別の選び方をお伝えしました。
ちょっと趣味でレジンを楽しみたいという人には、①清原 エンボスヒーター で充分です。
本格的にレジンをしたい人には ②ピンポイントエンボスヒーター ノズル1つ付き をおすすめします。
①清原 エンボスヒーター から ②ピンポイントエンボスヒーター ノズル1つ付きに変えるとどれだけ違うかが良く分かります。
私は今②ピンポイントエンボスヒーター ノズル1つ付きと③ピンポイントエンボスヒーター ノズル5つセットをアトリエの制作場所に置いています。
エンボスヒーターはレジン制作になくてはならないものです。
一度使うと手放せないですよ!
こんにちは。三枝です。